鵺
2009年 02月 17日
見えぬものが
見えていたのでしたね
もう命が終わろうという時
そのまま土に帰って
その木になりたいと
思ったのでしたね
もう
言葉を発する事はできないなと
そんな風になって
もう
だから
マリンバの音が鳴った時に
ピアノが奏でられた時に
その音につつまれる心が
もっと遠くにはみ出していくことを
苦しい、
と、
知ったのでしたよ
鵺のようなものだと
思ったのですよ
見えていたのでしたね
もう命が終わろうという時
そのまま土に帰って
その木になりたいと
思ったのでしたね
もう
言葉を発する事はできないなと
そんな風になって
もう
だから
マリンバの音が鳴った時に
ピアノが奏でられた時に
その音につつまれる心が
もっと遠くにはみ出していくことを
苦しい、
と、
知ったのでしたよ
鵺のようなものだと
思ったのですよ
by koyomidon
| 2009-02-17 05:20
| 詩