基本的に主婦。シンガーソングライター。          (画像Cherryさん)


by koyomidon
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おじさんのお通夜、そして火葬の日…。

五月十二日(火)
 九日に亡くなられたおじ様の火葬、お通夜。
いよいよ火葬という時
けっして目覚めない棺の中のお顔を
おばさんはじっと見つめて
その顔に触れていつまでも心の中でなぜていた。
この世にある姿との本当に最後の別れを
断ち切るように
棺のふたは閉じられました。
一人で逝く死出の旅だから。
それを送るそういう悲しみです…。


焼かれてもう灰になって横たわっている、
ぼーぼーという熱とともに
火葬台の上で灰になってしまった人
もう肉体はないのでした。
ほんの少しの間に涙を断ち切る。

母が死んだ時に
私は母に死に装束を着せる、ということをさせてもらった。
死に装束を着た母を私はかわいいなあと思いました。
お遍路さんのようで、
それを着て死出の旅に母は出るのだと思い
その仕度をしてあげているように思いました。
だから私もその時がきたら、
お遍路さんの旅支度のようなその死装束を
着せてほしいと思いました。
火葬が終ったばかりの母のお骨を拾おうと
火葬台の周りに父と兄弟と皆で集って
歯医者の兄が、母に作ってあげたばかりの入れ歯の型を拾って
「これ俺が作ってやったんだよね」ってつぶやきました。
その型はなんだかみたことがないくらいにかわいい形をしていて
和みました。
そんなことを私はまだはっきり覚えていて
そして、焼かれている間の立ち上る煙も覚えていて
いろんなことを覚えていて…。
人は突然死んでしまいます、いつも。
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by koyomidon | 2009-05-20 20:37 | 日記