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基本的に主婦。シンガーソングライター。          (画像Cherryさん)


by koyomidon
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母のお墓の周りがにぎやかになっていた。

先週、ではなくもう先々週の土曜日になるんだね、福島に行ったのは…。
八月二十五日土曜日の行ったその日に父の車を借りて
娘二人と三人で母のお墓参りをした。

吾妻の山々が遠くに見えて
すぐ隣には子供達が遊べるブランコなどもある公園の隣にあって
夏にはいつもそこで遊ぶ子供達の姿も見えていて
なんとなくお墓に入ってしまった母もさみしくなくていいなあと思ったものだ。
大通りから少しはずれた新しい、とはいってももう三十五年くらいか…、の
市が作った分譲墓地に当時二十倍くらいの抽選であたったのだったなあ。
十年前に母がそのお墓に入った時はまだ周りは
空き墓地(?というのかな)があったけれど
今回行ってみたら、ずいぶんと墓石が増えていて
込み合った印象でした。

私にとって
明るかった母は
隣の公園で遊んでいる子供達のこともきっと暖かい思いで
その声を聴いたりしていたんではないかと思うけれど、
たくさんのご先祖様も
かつて家族の大切な父であり母であった人達であったのだと思うと
にぎやかなになった墓地で
声が聞こえなくなったなあとか
きっといろいろと心配しているんだろうなあと想像してみた。
せめて私だけでも
もう少しお墓参りもしてみなくては、と
今ふと思ったりしました。

今現実の町は賑わいを失っているけれど
私の知っている子供時代の町は
おじいちゃんやおばあちゃんやおじちゃんやおばちゃんや
夏休みの子供達やらで
確かに素朴な賑わいがあったように思い出される。

自分が今住んでいる場所でも
かつてあったコミュニティの感じはなくなっている。
福島も厳しいけれど
地方のコミュニティは確かに変化している。

子供達はどこに行ったんだなろうなあ。
お墓参りにもっと行こう。
お先祖さまに語りかけてみよう。
by koyomidon | 2012-09-03 06:45 | つたないメモ帳