基本的に主婦。シンガーソングライター。          (画像Cherryさん)


by koyomidon
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

三月生まれが集団で(父編)

三月三日(土)
 おひな祭りが誕生日のMY父。
1924年(大正13年)生まれだから、83歳になる。
でも本人曰く、おれは本当は2月29日生まれらしいんだ、って言う。
だから、まだ20歳だって。
前日に電話してみる。
ささやかなプレゼントを送ったことのTEL。
「元気?」
「おー、元気だよ。
心配すんな、一応ちゃんとやってるから」
「うん」
父は今でも、新聞をじっくり二時間くらいかけて読み、
ご飯をちゃんと自分で作って暮らしている。
母の仏壇にお膳をあげることをかかさない。
父の楽しみのひとつは地元新聞への川柳(というのか?)の投稿で、
けっこうけっさく(だと思うが…)も、ある。
最近のなんだかいやなニュースの多さにやんなっちゃうなあといいながら、
「俺、だから、テレビもチャンネル別したらどうだ?って言ったんだよ。
いいニュースと悪いニュースのチャンネルを別にしろって。
そんなこと書いて送ったんだ。」
私「それ、ナーイス!」(笑)
「そうだろ?でも、採用されなかったんだけどね…ワハハハ」
「ワハハハ、けっこういいけどね~」
父と話をしていると、
いつも家庭が楽しかったねえ、という話になる。
そして、父がいかに子供達を大切にしてきたか、ということに感謝する。
父の娘であることが私の誇りだ。

父の元気の秘密をこの頃思う。
40歳の時、胃潰瘍で胃を三分の二を取ってから、
父は脂っこいものをまったく受け付けなくなった。
焼き魚を中心とした和食を好んで食べるようになった。
父の食生活が父が元気に長生きできるひとつの目安だなあと
今、食を預かる主婦としては肝に銘じるところがある。
魚、食べよう。

と話はそれたけれども、
その胃潰瘍の手術をした時の父のことを私ははっきりと覚えている。
その頃中小企業の重要な役職だった父は
術後の痛々しさの中で、当時の黒電話を病室におき、
痛みをこらえながらも仕事の指示を出していたその様子の壮絶さ。
今は、手術をした次の日も、痛みは格段に少なくなったけれども、
当時はまだそうではなかった。
子供の頃私は父が怖かった。
でも大人になると、父は実に愛すべき、
優しい人間で、
本当に心の深い素敵な父であったことがわかっていった。
父がどうやって私達家族を支えていたかたということを思う。
そして、四人の子供達がそれぞれにやっていることを
いつも幸せに感じながら、残りの人生を楚々として生きている。
ユーモア(だと思う…笑)をいつも忘れずに。
大好きで大好きで大好きな最愛の父、
83歳の誕生日おめでとう!
[PR]
by koyomidon | 2007-03-11 05:58 | 日記