基本的に主婦。シンガーソングライター。          (画像Cherryさん)


by koyomidon
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五月の週の半ばは

五月十六日(金)
 今日もまた三時に目が覚めてしまって…。
二、三日無線ランの調子が悪くて台所のノートPCにネットが繋がらないので
しかたなく本を読んで過ごしたのだけれどこれがすごくいい時間だった。
池澤夏樹さんの「世界文学を読みほどく」。
池澤夏樹さんの本はどれも
手にとっただけでもう何かすごい世界観がにじみ出ているように
感じて特別に大好きな作家さんなのだけれど
久しぶりに読んでまたすごい作家さんだなあと強烈に惹かれる。
音楽はBECKの「SEA CHANGE」をかけていた。
そうして、本を読んでいたら、
''sea change''という文字が…。

池澤夏樹さんのこの本の帯文に
「世界の10大傑作がこんなにわかる。小説を通して見ると、世界のことも
こんなにわかる。」
そしてさらに小さいな文字文で
「大きな視野を持ち続ける作家が、言葉を尽くして語り、
現役京大生が、固唾を呑んで聴き入った、
七日間十四回の知的興奮に満ちた連続講義。」
と書いてあったのだけれども、
本当に、
言葉を尽くして語られていて
どきどきする。

さて、''sea-change''の下りは、
池澤夏樹さんが小説を書くのに気にする「場」のことについての話の中で
シェークスピアが最後に書いた「テンペスト」がシェークスピアの中で
一番好きなのだそうだが、島を舞台にした小説「テンペスト」の中で、
ある人物(この場合は父親)が海で溺死して、やがてその死体が海によって
変えられる。つまり骨になる。それがさらに珊瑚や真珠に変わる。
海による変化の力を受ける。
その海による変化、シー・チェンジという言葉を、
シェイクスピアはくっきり目立つように
クォーテンションマークをつけて'いる、'sea-change''と。

聴いていた音楽と読んでいた本が突然リンクして
ちょっと興奮しながら、
ベックのCDを聴いていた。三回リピート。
何かちょっと関係があるのかな?
ないかもしれなけれども、言葉って突然こんな風に
急に広がりを見せてくれるからすごいな。

さて、しばらくまた池澤夏樹だ。
池澤夏樹、かっこいいなあ。

その他に今週は本当にたくさん音楽を聴いた。
「PILLOWS」 「くるり」 「O・P・キング」 「9mm Parabellum Bulleb」
「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」
そして、「やっぱり、ROCK!だぜ!」って思った。
できないけど……ため息。
三曲、曲も作る。




五月十二日からの五日間は
歩行と音楽と、の日々。
と言っても過言でない日々を過ごして幸せで風になりそうだった。
いつもお邪魔してしまっているところの心優しき大好きな
方々、すいません…、
そして、ありがとう。

あ、そうだ、
厳しい高校生活を頑張っている末っ子を
三時過ぎに迎えに駅に。
今日は二十三キロメートルを歩き続けるという耐久歩行の日。
朝からずーーーっと歩き続けた娘は
車までの距離をひょこひょこと
やっとやっとと歩いてきた。
頑張ったねー。
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by koyomidon | 2008-05-17 05:31 | 日記