星の瞬きのように過ぎた
2008年 11月 12日
夜の電車
異次元の世界を
走るような電車の音だ
誰も乗せず
夜を走る
月のない夏の
星の夜に
見上げていた子どもはその同じ星を
年老いて
また見ている
ベガ デネブ アルタイル アンタレス 銀河
不思議だね
手の中で時は過ぎるんだね
こうして夜空は
変わらずに深くて
星がまたたいてる
見上げる今
観ているのは誰だろう
ベガ デネブ アルタイル アンタレス 銀河
不思議だね、
手の中で時は過ぎたんだね
夜の電車
異次元の世界を
走る 走る
by koyomidon
| 2008-11-12 05:23
| 詩