ちょっと実家に。
2007年 09月 14日
九月十一日(火)
急なことだったのが、実家に行ってきました。
我が家の自車校自炊君が、
まさかの奇跡的卒業を果たし
そのままおじいちゃんの所に寄るというので、
急に私も父のところに。
83になる自炊老人はどうしているだろう?
経路を調べて、最速のコースで行く事に。
青森経由のJR「はくつる」で八戸、
八戸から「はやて」、仙台から「やまびこ」、
と乗り換えて三時間半くらい。
行きの景色を見ながら、乗り換えに失敗しないように
緊張しながらの経路ではあったが、
速く着くこのコースだと、もう少し父の様子を見に
帰ることができるかもしれない。
午後二時半に出発して、六時十分頃に到着した頃は
もうあたりは暗くなっていた。
日が短くなったなあ。
自分で家まで行くからいいよ、とメールしておいたのだけれど、
改札を出ると、
自炊老人と自炊君が出迎えてくれて嬉しかった。
父は元気そうだけれど、ひとまわり小さくなっているように見えた。
九月の福島は結婚して初めてだ。二十三年ぶり。
夜の福島の空気がひんやりとして気持ちよかった。
それから実家に向かう。
父が長年手をかけてきた庭でワンコが出迎えてくれる。
ん?い、犬~???
去年まで玄関を入ってすぐに置かれていたわんこの置物であった。
本物みたいですね~。
「わんこ、ただいま!」
あいかわらず父ったら…。
玄関に入ると理由はわかった。
このわんこが置かれていたところに手すりが。
玄関でつまずいてころんだので、
自分で手すりをつけていた。
ま、自分でここまでやれるのだから、いつもながら父はすごいなあと思う。
母の仏壇にお線香を上げる。
「ただいま」
きちんとお膳があげられている。
それから、三人で食事に行く。
自炊君の「それは奇跡だね的な自車校卒業」を
父と私はたたえて乾杯。
三世代の楽しい夜は更ける。
でも心の奥で今までとは違う
父のさみしさを感じていた。
一人で暮らしている父、
当たり前なのかもしれないけれど、
本当によくやっていると私は思う。
実家になかなか帰ることができなくて申し訳ないと
今回はなんだかいつもより強く思った。
明日は兄に連絡しよう、
ただいまふるさと、と思いつつ眠りにつく。
次の日、
以前より随分疲れることが多くなってきているなと感じるのに、
父はこんなこともやっていた。
ほんの十五分くらいなのだが、
この作業のあと、随分と疲れているようにみえて内心心配をした。
今年の猛暑は福島でも大変だったんだなあと思う。
ね、ワンコ?
父らしい暮らしぶりをしている。
この生活をいつまで父はここでできるだろう…。
さて、遅い朝食吉野家にて「
父と私は特朝定食。自炊君は牛すき焼き定食。
満腹であります~。
その後、父に温泉につれていってもらう。
サウナや露天風呂もある、去年もきた「樹泉」
まったりと汗を出し、ぐったりとしながらも
四季の里にて、楽しみにしていたジェラードを食べる。
その後家に帰って一休み。
夜は、朝から兄達一家が
「夜一緒に食べような~」と言ってくれて楽しみにしていた
いつものイタリアンレストランへ。
本当にここのイタリアンはあっさりとしていて
それぞれの素材が生きていて美味しく、
洋風の食事が苦手な父もいつもよりたくさん食べてくれて安心する。
たくさんいろいろと話し、たくさん美味しいものをいただいて
本当に楽しい夜だった。
明日はもう戻らなきゃ。
急なことだったのが、実家に行ってきました。
我が家の自車校自炊君が、
まさかの奇跡的卒業を果たし
そのままおじいちゃんの所に寄るというので、
急に私も父のところに。
83になる自炊老人はどうしているだろう?
経路を調べて、最速のコースで行く事に。
青森経由のJR「はくつる」で八戸、
八戸から「はやて」、仙台から「やまびこ」、
と乗り換えて三時間半くらい。
行きの景色を見ながら、乗り換えに失敗しないように
緊張しながらの経路ではあったが、
速く着くこのコースだと、もう少し父の様子を見に
帰ることができるかもしれない。
午後二時半に出発して、六時十分頃に到着した頃は
もうあたりは暗くなっていた。
日が短くなったなあ。
自分で家まで行くからいいよ、とメールしておいたのだけれど、
改札を出ると、
自炊老人と自炊君が出迎えてくれて嬉しかった。
父は元気そうだけれど、ひとまわり小さくなっているように見えた。
九月の福島は結婚して初めてだ。二十三年ぶり。
夜の福島の空気がひんやりとして気持ちよかった。
それから実家に向かう。
父が長年手をかけてきた庭でワンコが出迎えてくれる。
ん?い、犬~???
去年まで玄関を入ってすぐに置かれていたわんこの置物であった。
本物みたいですね~。
「わんこ、ただいま!」
あいかわらず父ったら…。
玄関に入ると理由はわかった。
このわんこが置かれていたところに手すりが。
玄関でつまずいてころんだので、
自分で手すりをつけていた。
ま、自分でここまでやれるのだから、いつもながら父はすごいなあと思う。
母の仏壇にお線香を上げる。
「ただいま」
きちんとお膳があげられている。
それから、三人で食事に行く。
自炊君の「それは奇跡だね的な自車校卒業」を
父と私はたたえて乾杯。
三世代の楽しい夜は更ける。
でも心の奥で今までとは違う
父のさみしさを感じていた。
一人で暮らしている父、
当たり前なのかもしれないけれど、
本当によくやっていると私は思う。
実家になかなか帰ることができなくて申し訳ないと
今回はなんだかいつもより強く思った。
明日は兄に連絡しよう、
ただいまふるさと、と思いつつ眠りにつく。
次の日、
以前より随分疲れることが多くなってきているなと感じるのに、
父はこんなこともやっていた。
ほんの十五分くらいなのだが、
この作業のあと、随分と疲れているようにみえて内心心配をした。
今年の猛暑は福島でも大変だったんだなあと思う。
ね、ワンコ?
父らしい暮らしぶりをしている。
この生活をいつまで父はここでできるだろう…。
さて、遅い朝食吉野家にて「
父と私は特朝定食。自炊君は牛すき焼き定食。
満腹であります~。
その後、父に温泉につれていってもらう。
サウナや露天風呂もある、去年もきた「樹泉」
まったりと汗を出し、ぐったりとしながらも
四季の里にて、楽しみにしていたジェラードを食べる。
その後家に帰って一休み。
夜は、朝から兄達一家が
「夜一緒に食べような~」と言ってくれて楽しみにしていた
いつものイタリアンレストランへ。
本当にここのイタリアンはあっさりとしていて
それぞれの素材が生きていて美味しく、
洋風の食事が苦手な父もいつもよりたくさん食べてくれて安心する。
たくさんいろいろと話し、たくさん美味しいものをいただいて
本当に楽しい夜だった。
明日はもう戻らなきゃ。
by koyomidon
| 2007-09-14 11:33
| 日記